
YAMBARU PLANT GALLERY
国頭地域(通称:ヤンバル)にはイタジイが優占する亜熱帯雨林が広がり、ここには約1090種の自生植物がみられます。特に沖縄島最高峰の与那覇岳(505m)には390種(亜種・品種を含む)の高等植物が見られ、シダ植物が100種、ラン科の植物は29種にのぼることが知られています。
このヤンバル地域には沖縄島固有のオキナワセッコクやクニガミサンショウヅル、オリズルスミレなどが生育しています。
なお、イタジイ林が広がるやんばるの森林地域は、その生物多様性の豊かさから国立公園に指定され、さらに2021年にはその一部が、「世界自然遺産」に登録されました。
ヤンバルで見られる植物

アオバナハイノキ
Symplocos caudata

アマシバ
Symplocos microcalyx

エゴノキ
Styrax japonicus

シャリンバイ
Rhaphiolepis umbellata

オキナワセッコク
Dendrobium okinawense

テンニンカ
Rhodomyrtus tomentosa

ハクサンボク
Viburnum japonicum

ハマニンドウ
Lonicera affinis

ヤブツバキ
Camellia japonica

リュウキュウハナイカダ
Helwingia japonica

アカボシタツナミソウ
Scutellaria rubropunctata

イジュ
Schima liukiuensis

イルカンダ
Mucuna macrocarpa

サガリバナ
Barringtonia racemosa

ビロードボタンヅル
Clematis leschenaultiana
